岩手県の沿岸部の「本」に関わる方を訪問する旅に出ました。

今回の旅は『紙つなげ!』(早川書房)の著者・佐々涼子さんを拉致(!?)

釜石市の桑畑書店さんはお礼をいいに行きたかった!

2014年1月10日に『走れ!移動図書館』(筑摩書房)を出したときに、本を買いに行ってくれた人をブログで見つけました。

注文をしてくれた先が釜石市の桑畑書店さんでした。

まずはお買い上げいただいたMATSUさんありがとうございます。

そして客注に応じてくれた桑畑書店さんに感謝です。一冊だけのために、ありがとうございます。

いわてにっき【2014年1月27日】
走れ!移動図書館を注文しました!

大きな被害、再建のめどが立たず

昨年、釜石市を車で走っていると鉄筋むき出しの2階建てのビルがありました。

「まだ、取り壊さずにあるのか」と思いながら目を凝らすと、「桑畑書店」という看板が見えました。

あ、ここに桑畑書店さんはあったのか、とその変わり果てた姿に愕然としたのを覚えています。

現在は、青葉公園商店街というプレハブの仮設商店街の中で営業しています。

9坪という店内。震災前は売り場面積70坪、ホール20坪の2階建ての店舗で営業していたそう。

IMG_20160427_183742

代表取締役の桑畑眞一さんが2011年12月の発行された東京都立大学(現在の首都大学東京)の同窓会法にあてた原稿にはこう書かれていました。
避難所で暮らしながら「どうすれば配達を再開できるのか?」を考え続けました。店を失っても、配達先の八割以上が残っておりました。

幸いなことに、がれきの中から、水浸しの状態で、顧客台帳の一部が見つかりました。

それらとスタッフの記憶を頼りに、震災一カ月後に、借りた事務所を拠点として、自転車で、約五〇〇人の顧客を訪ねて回りました。 
店とご自宅を失った中でも配達の再開を考えていらっしゃった桑畑さん。

お伺いした日も17時までは配達をしています、とのことでした。

顔が見える関係が作れる場所、それが町の本屋さんの強み!

ただ、以前あった場所に再建をしたり、新しい場所で再開など考えたそうですが、ちょっと難しいかもとのこと。

『復興の書店』以上に『継続の書店』は大変。

何ができるのか、考える旅でもあったのだけど、まだホームランのアイディアが出ない。

いい本を書くこと・・・と思うけど、いい本って何とも思う。

 
9坪の書店に何を置くか・・・気になりますよね。

桑畑書店さんでは、震災関連の本が充実しています。

地元の人が震災関連の本で何を選んでいるのか、とても気になるところです。

『走れ!移動図書館』も引き続きありがとうございます。恐縮です。


またいろいろ、お話をしながら、東北のこと、本のことを考えて行きたい。

たっぷりなお時間をいただきありがとうございました!

またコーヒーとチョコレートもいただき感謝です。



釜石市の仮設店舗で営業を再開。本のことなら釜石の桑畑書店。
桑畑書店のウェブサイト

〒026-0022
釜石市大只越町1-1
青葉公園商店街B棟101
TEL.0193-22-0505
FAX.0193-22-0505

営業時間 10:00~18:30
定休日元旦





みんな!e-honにして、桑畑書店を選ぼう!






 



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