クロード・モネの睡蓮(Nymphéa)が、私の仕事の原点かもしれないと、ふと思いました。

3年前、パリで行われたシンポジウムで講演をさせていただく機会があり、モネの睡蓮を見たくて、パリのオランジュリー美術館(Musée de lOrangerie)に行きました。

オランジュリー美術館は1927年、クロード・モネの睡蓮を収めるために整備された美術館。ルーブル美術館の作品の質も量も圧巻だけど、オランジュリー美術館のこじんまりした大きさくらいが、私にとっては迷子にならなくてもよい安心感をもたらしてくれます。

クロード・モネは、同じ場所に座り、同じ角度から絵を何枚も、何十枚も書きました。での一つとして同じものはありません。一秒違うだけでも、光の当たり方、風にそよぐ緑、水面のさざ波は変わってきます。

睡蓮だって昨日と今日では花の開き方が違うはずです。

「ずっとそうだから当たり前」と思ったうのは危険なこと。昨日と同じものは何一つしてないのです。小さい変化をみつける観察や感じることをやめないようにしようと、睡蓮を見ながら心に誓いました。

大きな問題は急に起こるのではなく、小さな変化の積み重ねの先だと思うのです。


オランジュリー美術館

そんなフランスの町の色彩を写真にてお届けします。





















そういえば私の家にもシリーズものの画集があった。20巻くらいのセットだったと記憶している。毎日毎日飽きずに眺めているのが、鍵っ子の私は好きだったな。

「子どもの頃はどんな本を与えられていましたか」と昨日聞かれて答えに詰まったけど、画集を眺めていたことを思い出した。

今年はミャンマーに行きます。どんな出会いがあるか楽しみ。

P1080543

こちらフランスで基調講演をしたシンポジウムです。

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ここで使ったのはルミックスの一眼。





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